茅ヶ崎方式英語学習法とは

茅ヶ崎方式英語学習法は、約40年前に、神奈川県茅ケ崎市において、当時のNHK国際英語記者の4人により創設された英語の学習会がベースとなっています。大人がもっともよく使う4,000語を厳選し、その語彙の範囲内で書かれたニュース英語を素材に、語彙の習得し、リスニングに重点を置いて学ぶ学習法です。まずは正しく聴けるようになること、そして、そこから発展させて会話に拡げていくというものです。詳しくは、茅ヶ崎方式英語会の公式ホームページの説明にお任せしますが、ここでは、なぜみんな茅ヶ崎方式にこんなに魅了されるのか、について書いてみたいと思います。

みなさまは、「茅ヶ崎方式英語学習法」は聞かれたことはありますか?当教室でも、「初めて聞いた」という方が多いです。ですが、英語を長く学習されている方や英語教育者の方の中には知っている方も多い、というのも事実です。そして、会話の中で、たまたま茅ヶ崎方式学習法の話が出て、お互いに「茅ヶ崎方式?知っている。」なんてことがわかると、「あぁ、そうなんですね。」「やっぱり…。ですよねぇ。」なんて言って納得したり、不思議な会話が成り立ってしまったりします。全国に、茅ヶ崎方式を採用している教室はたくさんありますが、そちらの先生方はみなさん、茅ヶ崎方式のファンなんだと思います。私もその一人です。

では、なぜ「茅ヶ崎方式」なのでしょうか。いくつかありますのでご紹介します。

1.教材はニュースをベースとしているので話題が新鮮

茅ヶ崎方式で使用する教材は、最近のニュースが教材になったものです。実は、これ、ライターの方が、毎週、毎週、新しいニュースを書き下ろして、それが教室に配信されてきます。(もちろん、教材になるまでには、原稿作成や編集、音声の収録がありますので、実際、教室で学ぶのは、そこから約2ヶ月ほど前のニュースですが。)語学習得には、ある程度の時間がかかる、というのはみなさんお分かりかと思います。つまり、続けてこそ伸びる、というのが語学です。そのためにはできるだけ長く学び続けるのが良いのですが、茅ヶ崎方式は、教材が最新のニュースのため、飽きることがありません。教室では、「あ、知ってる、知ってる。」とか、「え?こんなニュースあった?」「このニュースは知ってるけれど、英語でなんて言うのかな?」等、みんなでワイワイ言いながら楽しく英語を学べるのがとても楽しいのです。ニュースは楽しく学べる、というだけでなく、教材では、まさに使われている内容が英語で書かれているので、まさに生きた英語で、フレッシュです。そして、ニューススタイルで書かれているので、文章は知的・簡潔・無駄がありません。始めたばかりの生徒さんは、よく、「こんなすっきりした文章で言えるのか。」と驚かれます。

2.基本4,000語

茅ヶ崎方式では、大人の対話において頻繁に使われる語彙を4,000語選び、「基本4,000語」として定めています。そして、教室で聴くニュースは、レベルに応じて、この4,000語の範囲で書かれています。たとえば、初級の場合は、基本語彙は1,000語となりますが、毎週のニュース教材は、その1,000語を使って書かれています。ニュースの話題は毎週さまざまですが、何度も同じ単語が出てくるので自然に使い方も一緒に覚えるようになります。

3.アレンジ自在

「○○方式学習法」などというと、決まった学び方があり、なんだか押しつけのように聞こえますが、実は茅ヶ崎方式はListening comes first. という考え方を理解・実践していれば、使い方は自由です。ですので、当教室でも、クラスのレベルや学習者さんのニーズに合わせて、いろいろアレンジして使っています。たとえば、ビジネス目的の方のクラスでは、リスニングで聴けるようになった表現をすぐに定着して使えるようにするために、教材の中に出てきた表現を使った創作会話を行ったり、高校生の場合は、その週のニュースがSDGsに関連する内容の時に、それについての意見をライティングしてもらったり等しています。

新鮮でとても体系的で効率の良い学習ができる教材は、他にはなかなかないのではないかと思います。